地域の魅力を100年後の未来に伝える映像製作プロジェクト
目的
綾の農業の魅力を、映像で伝え、認知度を高める。高齢化、後継者不足課題の解決、観光客の増加、エコパークの推進を含めた地域経済の活性化に寄与する事
背景
未来の農業を考える会の梶山剛(以下梶山)は、宮崎県庁が主催する「次世代経営リーダー育成塾」に参加しました。そこで出会った講師のNPO法人まちづくり代表理事の齋藤潤一(以下齋藤)から「伝える事の大切さ」「地域経済の大切さ」を学びました。
概要
綾町をPRする映像を制作。映像は、イベント、インターネットで宣伝するだけではなく、行政・民間・NPOが町民が幅広く、簡単に活用できるツールにする事で、綾町の認知度拡大に加えて、町民参加型のまちづくりを実現する。
未来に、現在の綾の魅力を伝えたい想い
梶山は、綾手づくりほんものセンターの店長を2011年務め、その過程で、高齢化社会及び後継者不足の問題及び綾町の地域経済の未来に強い危機感を感じ、今回映像を制作し、綾町の魅力をより多くの人に伝えるプロジェクトを企画しました。
綾町の農業を通して「地域で生きる」「綾で生きる」価値というものを後世に伝えていく事は、若い世代が率先して行動するべきことであり、映像として今を形にすることは綾の魅力の再発見にもつながり、様々な入り口の役割を担ってくれるものであると考えます。
なぜやるのか?
映像を使う理由
幅広く活用が可能で、費用対効果が良い。
2014年にまちづくりGIFTが制作に携わった映像は、宮崎県庁が主催する「楠並木コンテスト」で優勝賞を受賞。河野知事からも高い評価を受けました。
若者に人気なSNS(ソーシャルネットワークサービス)でも広く拡散され、全世界で1万回以上されています。
また東京都新宿KONNEや渋谷の楽天カフェなどでも上映されるなど多様な場面で活用されています。今
回の綾町の映像も同様に各種コンテストに応募、宮崎県のゆかりがある場所での上映、町民が活用できるように映像のダウンロードサイトを準備するなどを考えております。
映像は幅広く活用できるだけではなく、短い時間で、力強い訴求が可能です。そのため、観光客の増加やふるさと納税の増加などの経済効果も見込めます。
映像の内容
綾町の強み農業。農業にたずさわる人々を中心にその人が持つ言葉を、綾町の風景と共に映像にしていく。
凄い人や凄い商品を形に残すものではなく、あくまで変わらない普遍的な「いつもあるもの」それこそ「今」を映像にすることで、伝えたい本質的なその裏にあるよりリアルな「地域で生きる」「綾で生きる」価値という大きなところを伝える事がコンセプトです。
農業、エコパーク、綾町の強みを最大限に活かした映像にします。
映像はSNS用の30秒、プレゼンテーション用3分、上映用の10分の3部を予定
誰がやるのか
梶山剛/プロジェクトリーダー
1977年生まれの38歳、岩手県出身。
地元で高校までをすごし、
2000年12月:単身でニューヨークに渡米し、
2005年4月:帰国。
2007年3月:結婚を期に妻の地元の宮崎県綾町へ移住する。
2008年1月㈱コメリ入社
2012年9月綾手づくりほんものセンターの店長として着任。
現在に至る。
齋藤潤一(NPO法人まちづくりGIFT)/地域プロデューサー
地域ブランドプロデュースの専門家。特定非営利活動法人まちづくりGIFT代表理事。米国シリコンバレーのITベンチャー企業で、Web・携帯電話サービス責任者。06年帰国し、起業。大手企業から官公庁、地域プロモーションのWeb構築実績多数。11年宮崎県にIターン。飫肥杉の製品をニューヨーク展示会に出展。ガイアの夜明け、NHK他出演。地域資源を活かした、まちづくりに国内外で活動中。慶応義塾大学SDM非常勤講師他 各種委員多数
作成した動画の活用方法
①100年後の綾町で見てもらう
②町民に試写会を行い、地元愛を深める
③綾町のPR材料として活用(映像データをダウンロード可能)
④有機農業祭りや外に対しての、綾町や綾の農業の認知度を向上するために活用
⑤新規就農者などに農業の方向性の共通理解のために活用
⑥生産者の方向性の共通項がわかるので、そこに向かっての生産技術のレベルアッ プ
⑦その他
梶山剛からメッセージ
綾の為に何か出来ることはないか、何がしたいのかと日々自問自答を繰り返し、自分に出来る事は「人と人をつなぎ、そのつながりでいかせる綾の宝の再発見と、そのもの自体の価値をうみだし、知ってもらうこと」このことにつきると感じました。
綾町の今までの歴史や、今ある素晴らしい自然をより多くの人へ伝える為に、まずは綾町の農業を入り口ととらえ知ってもらおうと思います。
私達が本当に大事に大事に、守ってきたものを是非より多くの人伝える映像制作にご賛同頂ければ幸いです。
ありがとうございました。
「行政×民間×NPO」3者連携プロジェクト実施中
対象特産品、A-29、B-19、S-4、W-1